高齢者向けスマホ教室にご注意ください


 安心シニアライフ研究所の北村です。当研究所ホームページにご来訪いただきありがとうございます。

 利用者のS様(80歳代女性)から「スマホのインターネット契約の解約を代わりにやってほしい」とのご依頼をいただきました。

 S様のご自宅に訪問すると、インターネット接続機器(ソフトバンクエアー用)が未開封のまま放置されておりました。2年ほど前に高齢者向けスマホ教室に参加し、その際に新しい契約を勧められたとのことでした。設置の仕方や使い方がわからなかったそうですが、そもそもスマホは電話以外ではたまにメールのやりとりをするくらいで、ネットの閲覧やネット動画の視聴をすることはないとのことでした。そのような高齢女性になんでこのような契約を勧めたのかと怒りを覚えました。

 解約のためのソフトバンクとの電話でのやりとりに、非常に手間取りました。ソフトバンクエアー解約用の番号に電話をかけるとまず「登録されている番号をご入力ください」との自動音声がありましたが、S様の携帯番号を入力したところ「登録された番号ではありません」と自動音声が繰り返されるばかりで先に進みませんでした。自宅の固定電話の番号を入力しても同様でした。別の窓口の番号にかけて、散々たらい回しにされましたが、なんとか解約することができました。最後の最後に判明したのですが、契約時に登録されていた電話番号が間違っていたようで、S様ご自身ではまず解約できなかったと思われます。解約を困難にするために、契約を勧めた担当者が契約の際にわざと間違った電話番号を登録したのではないか?と勘繰ったりしたほどでした。

 高齢者にとって本当に役に立つ高齢者向けスマホ教室も多数あるように思いますが、受講後に新しいスマホ契約を熱心に勧めてくるような場合は気を付けた方が良いように思いました。高齢者のお身内をお持ちのご家族様におかれましては、そのお身内がスマホをご利用だけど、インターネットはほとんど使わない、という場合には、契約内容が妥当なものかどうか、不要なオプション契約をしていないかどうか、などをご確認されるのも宜しいかと思います。